安物のシャンプーの匂い消えるまで

 アタシのそばに近寄らないで



世に迷い 人に迷いて 君迷う

 居場所もとめて 夜を彷徨う



なごりゆき変わらぬ想いを隠しつつ

 落ちては消える春雪の精